お茶の効用
私たちが普段飲んでいるお茶は、薬として使われていたこともあります。 お茶には体にとっていい効果がたくさんあります。お茶の効用の一部をご紹介します。
リラックス・眠気覚まし・記憶力向上
お茶に含まれている成分には、気持ちを落ち着けたり、頭をすっきりさせて集中力を高めたり、さらに記憶力を良くしたりする効果があります。お茶を生活に取り入れると、仕事の能率アップにつながります。 近年では、認知症予防の効果などにも期待されています。
抗菌・抗ウイルス
お茶、特に玉露や煎茶には、カテキンが多く含まれ、腸や呼吸器、皮膚に感染して問題を引き起こす、コレラやチフス、白癬菌、ピロリ菌、インフルエンザなど一部の菌やウイルスに非常に有効的です。また、菌が出す毒素を解毒する効果もあると報告されています。 食中食後にお茶を飲むことで、口の中がさっぱりしたり口臭予防になるだけでなく、食中毒の予防にも効果があるとされ、さらに、お茶にはフッ素が含まれていますので、虫歯予防にもなります。 皮膚についた白癬菌、つまり水虫には、出がらしの茶葉を当てることで、改善されることもあるようです。
抗酸化作用・免疫力増強・がん予防
お茶には美白効果があることが知られています。お茶に含まれるカテキン、ビタミンC、β-カロテン等の成分の抗酸化作用です。これらの成分は、心臓病や動脈硬化の予防、がんの予防に効果がありそうだということがわかっています。